脱磁装置

脱磁とは

脱磁とは、磁石素材に外部から強い磁界を与えて、磁気を帯びさせる着磁とは逆に、磁気を帯びている磁石素材から、磁気を抜き取ることを指します。
鉄などを誤って磁石に近づけてしまい、磁力を持ってしまった場合に磁力を取り除くために行われます。

磁力を帯びてしまった素材は、「試験体に鉄粉が付着する」「機械加工の際に鉄粉同士が固まる」「周囲のOA機器・計測機に影響を及ぼす」など、不具合を起こす可能性があるため、脱磁を行う必要がございます。
脱磁の方法には、着磁の際とほぼ同様のコンデンサとコイルを使用して脱磁を行う「共振減衰脱磁」、磁力がなくなるキュリー温度と呼ばれる温度まで、素材を加熱し磁力をなくす「熱脱磁」、電気エネルギーを用いて磁力を抜き取る「交流脱磁」があります。
磁石の種類によって適切な脱磁方法は異なるので、脱磁を行いたい素材に合わせた方法と「脱磁装置」を用意する必要がございます。

脱磁装置の主な活用例
鉄鋼業

医療機器

モーター・センサー

家電製品

自動車

時計

マグネットラボの脱磁装置

弊社では、お客様の稼働効率を高めるために不可欠な「脱磁装置」を取り扱っております。
磁気製品応用技術の専門メーカーとして発足以来、常に最新技術の開発に力を注いでおり、お客様のご要望に誠実にお応えできる体制を整えております。
脱磁においては、素材により対応方法が異なりますので、お客様とのコミュニケーションを大切に適切な製品をご案内いたします。

また、脱磁後の各種測定を行える測定機器も取り扱っております。
ご相談、お見積りは無料にて承っておりますので、どんな小さなことでもまずはお気軽にお問い合わせください。

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